「自殺するくらいなら失踪すればいいのに。」
こう私はよく言います。
「誰も自分を知らないような異郷の地で第二の人生をスタートすればいい。」・・・そんなことを考えていました。
しかし、この本を読んで、私のその考えはガラガラと崩れ落ちました。
「失踪日記」/吾妻ひでお
以前本屋で見かけたときから気になっていたのですが、なんと図書館にあったので即手に取りました。漫画なのに。
この本、何が凄いって、全部実話なんですよ。
実は私、この人のこと全く知りませんでした。漫画家なのですね。
知っている人が読んだら当然ショックなのでしょうが、知らない私が読んでも、十分ショッキングでした。
路上生活・肉体労働、アルコール中毒・強制入院・・・とにかく濃すぎる!((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
特に路上生活偏では、ゴミ捨て場を漁ったり、天ぷら油を舐めたり、とにかく過酷。。
失踪なんて、簡単にできるものではありませんね。
しかし、吾妻さんの可愛らしい絵描かれると、不思議とそんなに悲惨には見えないんですよねwww
豚の脂身とか、どう見てもおいしそうwww
そして、登場する奇妙な方々も、なんだか魅力的。
この先きっと自分が関係することもないような世界・・・そんな世界を覗かせてくれる、不思議な一冊でした。
そして後日、吾妻さんの魅力にやられた私は、「やけくそ天使」を買いましたとさ。